昨日から一泊で熱海へ、温泉に入りに行ってきました。
そこで、間違えとはいえ、初めての怖い体験をしました。
夜の1時ごろ、突然大きなサイレンのような音がして、
火事です、すぐに避難してください、とアナウンスが流れました。
どこかの部屋から、驚いた「キャー」という女性の悲鳴。
一瞬で、頭に映画タワーリング・イン・フェルノの火災の場面が浮かびました。
慌ててガバッと飛び起きたのですが、眼鏡をさがして
トイレ内の洗面台の上を見に行ったり、
テレビの周りを探したり、とにかくウロウロしました。
結局枕元にあったのですが、やっと眼鏡をかけた途端、
確認しましたが、火事ではありませんでした、と訂正されました。
その間、30秒ほどだと思うのです。
主人が廊下にでたら、きちんと服を着て、
バッグまで持った人が何人もいたそうです。
なのに、私ときたら、ホテルの浴衣のままで、
やっと眼鏡をかけただけ、当然、まだ部屋の中。
子供の頃から、動作がのろいって言われ続けてきましたが、
やっぱりいくつになっても変わらないんだな、と思いました。
でもね、寝る前に、ちゃんと非常口の位置は確認してました。
のろまなんだから、せめてこんなこと位は
これからもちゃんとしなくちゃ、と思った出来事でした。